「――――悪役、しませんか?」 どこにでもいる普通の高校生、悪七罪空(あくしちざいく)。彼には溺愛している妹にも秘密のバイトがあった。それは世界征服を企む秘密結社〈ウープス〉の一員として、日々破壊活動を行うこと。有能なバイトとして活躍していた罪空だったが、ある日ライバルである正義のヒロインたち〈ジュエルフェアリーズ〉の一員、フェアガーネットの正体がクラスメイトの少女だと知ってしまう。 口止めしてくるガーネットに対し、罪空が提案したのは【利敵行為】で――― ダークヒーロー(バイト)とヒロインたちの戦いが始まる!!
ペンネーム、千輝紅葉。富山県出身。24歳。
趣味はアニメ、マンガ、ラノベなど。見事なまでのキモオタ。
昔から脳内の物語を繰り広げるという妄想をし続けていたらデビューしてしまったぼっち。妄想していたらぼっちになったのか、ぼっちだから妄想していたのかは不明。会話不自由なぼっちだからこそこんな風になったのだろうと思っています。
大学一年の頃でしょうか。大学の授業でノートパソコンが必須になったので、ノートパソコンを買って貰った時から、物語を書いては放置、書いては放置を繰り返していました。それから大学三年の就職活動が活発になり始める頃から本格的に書き始めて、大学四年の頃にこの作品を投稿して今に至ります。
よく覚えていませんが、本屋でラノベを眺めていた時にふっと主人公が悪の組織にバイトしている設定が思い浮かび、それから頭の中でキャラたちが動きまわり、設定が出来ていきました。勢いだけで考えたので、受賞時には蛇足な設定がちらほらありました。
嬉しかった事はこの物語を書き終えた時です。一度は書けなくなって放置した作品でしたので、書き上げられた時は嬉しかったのを覚えています。主人公が生き生きと行動している様子を書いている時が一番楽しかったです。苦労は、書きたいことが頭では分かっているのに手が動かなくなった事です。それから何度も書こうとしてもかけずに、ずるずると時間が経って、再度書き始める為に数年の時間がかかってしまいました。
主人公が生き生きと外道な事をする点です。おそらく主人公がこの作品の魅力の大部分を担っていると思っていますので、主人公が楽しそうに外道をする様子を楽しんでいただければ幸いです。
何をしていたか覚えていませんが家でパソコンに向かっていたような気がします。連絡を受けた時に思った事は、何故自分の作品が? という思いが強かったです。正直色々駄目な点があると自覚していたので、他の作品を押しのけて受賞するなどありえないと思っていました。その為前述したような気持ちになった事を覚えています。
書いて自分が楽しく、それでいて読者にも楽しんで貰える作品を書けるなら書きたいです。とりあえず今は読者に楽しんで貰えるほど実力がないと思うので修練あるのみです。
若輩者です、超が付く程若輩者です。しかし、受賞したからにはそんな事を言ってられないので、より面白い作品や魅力的なキャラクターを作れるように努力していきますので今後ともよろしくお願いします。