異世界迷宮の最深部を目指そう10
著/割内タリサ イラスト/鵜飼沙樹
――可測する前日譚(トータル・リコール)
地上への帰還を目指すカナミに立ちはだかる『風の理を盗むもの』ティティー。
呼応するかのように千年前へ変貌するヴィアイシアの街。愛憎に満ちあふれるノスフィーはカナミを『未来(ちじょう)』へ逃がしはしない……。
全ての罪過を償うと誓ったカナミは、『詠唱』の『代償』を糧に未来(かのうせい)の先譚を紐解いていく。
――それは、千年と百十一年に及ぶ前日譚。
見栄っ張りの魔人混じりが起こした、他愛もない『ごっこ遊び』。
「なんで……?」「なんで、こんなところまで……!?」
虚ろに満ちる『第五十の試練』の果てで、いま童の原風景が想起する。
商品概要
異世界迷宮の最深部を目指そう10
判型 | A6判 |
レーベル | オーバーラップ文庫 |
ISBN | 978-4-86554-313-1 |
発売日 | 2018年3月25日 |
価格 | 869円(税込) |