第9回オーバーラップ文庫大賞受賞作品

これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。

この「好き」は《偽物》――なんかじゃない。

これは、令和(イマ)を生きる大学生たちの不器用で焦れったい等身大の恋物語。

著/北条連理 イラスト/サコ

第1巻1月25日発売!

金賞

ストーリー

拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。
孤独を抱えた冬の夜の帰り道、
公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。
その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。
その不思議な関係は、穏やかに続いていく――はずだった。
「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。
頭のなかで誰かが言う。

《普通》ならここでキスをするのだと。それができない恋は《偽物》だと。
それでも――「ごめん、藤宮。俺はきっと《普通》の恋ができないんだ」
オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。

拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。その不思議な関係は、穏やかに続いていく――はずだった。「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。頭のなかで誰かが言う。
《普通》ならここでキスをするのだと。
それができない恋は《偽物》だと。
それでも――「ごめん、藤宮。俺はきっと《普通》の恋ができないんだ」オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。

キャラクター

  • 「悠さん、お願いです。……寝るまで、手握っててください」
    藤宮光莉

    藤宮光莉

    長谷田大学商学部の一年生。明るく、あざと可愛い人気者。
    皆から愛されるように振る舞う一方、その奥底に抱えているものもあるようで……?

  • 「やっぱコミュニケーションってクソゲーだわ」
    寺田悠

    寺田悠

    長谷田大学文学部の二年生。
    面倒で拗らせた性格で、基本的に単独行動を好む。他人に踏み込むことが苦手。

  • 「──君も、ちゃんと光莉ちゃんのことが好きなんだよね?」
    和田孝輔

    和田孝輔

    長谷田大学政治経済学部の三年生。
    光莉が所属するサークルの代表。誰にでも優しく、面倒見の良い人格者。

  • 「ただ、あんたの言う『普通』ってのがなんなのかなって思ってさ」
    杉山泰示

    杉山泰示

    長谷田大学社会科学部の一年生。
    学生時代からの悠の友達であり、最大の理解者。ノリは軽い。

Introduction

  • 第10回オーバーラップ文庫大賞《金賞》受賞作 令和(イマ)を生きる大学生たちの不器用でじれったい恋物語。
  • 孤独を抱えた冬の夜、高田馬場の公園で出会った二人──
  • ともに紡いでいく、温かな日常。 不思議な関係は、穏やかに続いていく──はずだった。
  • 「好きです、悠さん」 「……ごめん、藤宮。俺は《普通》の恋ができないんだ」

Map

  • 高田馬場MAP 東京屈指の学生街・高田馬場で紡がれる、不器用で切実な恋の物語。
  • 葛西臨海公園MAP 冬空の下、波の音だけが聞こえる世界で、君の温もりを知った──。

購入特典

購入特典

  • アニメイト
    B6書き下ろし4Pリーフレット
    「アニメイト」
  • とらのあな
    書き下ろしSS付きイラストカード(100×148㎜)
    「一月某日、眠れない夜」
  • TSUTAYA
    B5書き下ろしSSペーパー
    「バレンタイン」
  • 書泉・芳林堂書店
    A4書き下ろしSSペーパー
    「名前」
  • OVERLAP STORE
    B5書き下ろしSSペーパー
    「かつてのお話」
  • 全国の特約店
    B5書き下ろしSSペーパー
    「真冬の夜に」