これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1

これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1

北条連理 イラストサコ

この「好き」は《偽物》――なんかじゃない。 これは、令和(イマ)を生きる大学生たちの不器用で焦れったい等身大の恋物語。

拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。その不思議な関係は、穏やかに続いていく――はずだった。
「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。頭のなかで誰かが言う。《普通》ならここでキスをするのだと。それができない恋は《偽物》だと。それでも――「ごめん、藤宮。俺はきっと《普通》の恋ができないんだ」
オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。

ピンナップ
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商品概要

これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1

判型A6判
レーベルオーバーラップ文庫
ISBN978-4-8240-0706-3
発売日2024年1月25日
価格814円(税込)