この度は、「第4回オーバーラップWEB小説大賞」へのたくさんのご応募、誠にありがとう御座いました。
今回の第3ターンでは835作品ものご応募をいただき、たいへん嬉しく思います。工夫を凝らした作品が多数見受けられ、多彩な輝きを見せる作品を楽しく拝読しました。
選考の結果、第3ターンでは鴨野うどん氏の『外れスキル【地図化】を手にした俺は、最強パーティーと共にダンジョンに挑む』を大賞に、岩山 駆氏の『勘当されたけど伝説の狐巫女がいる!』を金賞に選出致しました。どちらの作品もキャラクターの立て方が非常に上手く、しっかりと骨太のストーリーを噛み合わせることで、読み手を上手く物語の世界に引き込むような作品です。
初の大賞受賞作品が選出されました。
今回の受賞作品が発売される日を楽しみにお待ちください。
今回は大賞と金賞が1作ずつという結果でしたが、以下のタイトルも選考段階で注目を集めていました。
ぺす氏の『常識?なにそれ?』は、元研究者の主人公が異世界転生する作品。通常ではありえないはずの無属性の魔力を持って異世界で無双するという爽快さはあるものの、もうひとつフックになるポイントが欲しくなる作品でした。
高柳神羅氏の『鑑定士のおしごと』は、冒険者ギルドに所属する鑑定士の主人公が、鑑定に持ち込まれる依頼を通して様々な人や事件と出会う作品。しっかりとした読みやすい文章でのんびり読める反面、終始物語のテンポが変わらず、ドラマ性に乏しい点が惜しかったです。
以上のかたはもちろん、我こそはという皆さんの投稿を第4ターン以降も引き続き楽しみにお待ちしております。