黒鳶の聖者 ~追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める~

『――今日が主役の、始まりの日だ。』

著:まさみティー イラスト:イコモチ

第1巻11月25日発売

第6回オーバーラップWEB小説大賞【大賞】受賞作

ストーリー|あらすじ

最高クラスの職業ジョブ【聖者】であるラセルは、幼馴染みとパーティーを組んで旅をしていた。しかしメンバー全員が回復魔法を覚えてしまうと、回復しかできない【聖者】はお荷物に……ラセルは追放されてしまう。生まれ故郷に帰った矢先、魔物に襲われていた謎の美女・シビラを助けたラセルは、ダンジョンや職業ジョブに詳しいシビラと協力し、新たなダンジョンの攻略に。攻略は順調に思えたが……人類最大の敵『魔王』と会敵して!? 最大の窮地を前に、自身に眠る無限の魔力とシビラの導きで、ラセルは最強の力を手にする――!
そして生まれる『黒鳶の聖者』――
これが新しい主役えいゆうの名だ。

キャラクター

  • ラセル

    【聖者】の職業を持ち、勇者パーティーの回復術士を担っていたが、追放されてしまった青年。帰郷後出会ったシビラにパーティーを組まないかと持ちかけられ、彼女の手を取る。

  • シビラ

    単独でダンジョン探索に挑んでいた謎の美女。【聖者】であるラセルと出会い、パーティーを組むことを打診。謎の多いダンジョンの仕組みについて、やけに詳しい。

  • エミー

    ラセルと共に勇者パーティーを組んでいた幼馴染みの一人。【聖騎士】の職業を授かり、パーティー全体の守護神的な役割を担う。

  • ジャネット

    【賢者】の職業を授かったラセルの幼馴染み。攻撃魔法のエリートでありつつ、ラセルの次に回復魔法《ヒール》を覚えた天才。

  • ヴィンス

    ラセルをパーティーから追放した張本人である【勇者】。実力は確かなものだが、それ以上に好色の気が強い。ラセルを追放後、ケイティをパーティーへと引き入れる。

  • ケイティ

    ラセルがいなくなった勇者パーティーの前に現れた妖艶な美女。冒険者や職業の事情によく通じており、人当たりも良いが、真意はなかなか見えない。

スペシャル

  • ◆メロンブックス
    メロンブックス限定版特典:
    描き下ろしA3タペストリー、書き下ろしSS入り小冊子
    予約はこちらから
    https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=734648
    (書き下ろしSS入り小冊子は通常版と同一のものです)


    予約特典:書き下ろしSSペーパー
  • ◆OVERLAP STORE
    STORE限定特典:
    アクリルアートパネル、書き下ろしSSペーパー
    予約はこちらから
    https://store.over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=EC0457
    (SSペーパーは通常版と同一のものです)

    ※予約は終了しました。
  • ◆特典SS
    アニメイト様
    『猫の女神と山の恵み』
    ゲーマーズ様
    『内面を見通す、透き通った瞳』
    とらのあな様
    『懐かしい記憶と、未来の剣士』
    TSUTAYA様
    『【エミー】不思議な新顔さんの、にじみ出ちゃう内面』
    メロンブックス様
    『文字通り姦しい三人の料理』
    メロンブックス様(予約)
    『【エミー】とっても育っちゃった私の親友』
    特約店様
    『その剣は、言葉以上に人間を伝える』
    OVERLAP STORE
    『問題解決したが故に、気がかりだったこと』
    『黒マスクの聖者』キャンペーン限定SS
    『広がり始める『宵闇』の輪』

コメント

  • まず初めに、『黒鳶の聖者』は物語の起承転結がしっかりしていて、読みやすく面白いです。
    個人的に幼馴染のエミーがお気に入りで、とにかく主人公を大切に思っているところが好きです!
    この作品は『本当の自分を見つけてからが、始まりの一歩と言えるのかもしれない』という事を教えてくれました。
    次巻の発売も楽しみにしています!

    AKIHABARAゲーマーズ本店 小藪様
  • ラセルとシビラのコンビが魅力的でした。
    特に2人の掛け合いは面白く、出会いのシ-ンは衝撃的でした(笑) 
    ラセル・シビラ以外にも魅力的なキャラが多く、彼らメインのスピンオフなどあればいいなと思いました。

    掛け合いが面白く、熱い展開がある作品が個人的に大好きなので、こちらの作品はドンピシャでした!
    続きを楽しみに待っています。

    ジュンク堂池袋本店 ライトノベル担当様
  • 続きが読みたい。それが読後の感想でした。
    ややへっぽこながら有能で「イイ女」をしているシビラや、聖騎士で強い力を持ちながら中身は「可愛い女の子」なエミーといった魅力的なヒロインは勿論、主人公のラセルがまたカッコいい!
    勇者パーティーでの立場からくさりつつも性根は折れず曲がらず、強い力を得ても驕ることなく信念を貫く!
    小説を好きになれるかにおいて、主人公を好きになれるかは重要な要素だと思います。
    ラセルならばヒロインたちに好かれるのも納得!今後の活躍にも期待です!!

    とらのあな千葉店 原田様
  • 最高職が見方によっては不遇職になってしまうのが新鮮でした。回復が必要になるレベル帯ってどのゲームにもありますよね……。
    攻撃魔法使いと回復魔法使いでパーティを組んだら前衛後衛の概念が壊れますよね。
    ラセルがヒーラーだったからこそ、このEDにたどり着いたんだなって思うと胸が熱くなります。
    なろうらしいストーリーでしっかり熱い。かっこいい主人公が見たい人におすすめの一冊です!

    とらのあな池袋店 安達様
  • 攻撃役が強く、回復は程々で十分。
    そんな時はつい回復役を軽視しがちですが、改めて重要性を実感しました。
    不遇な目に遭った主人公が、力を得て復讐するわけでもなく、人を守る為に戦う姿はとても格好良かったです!

    アニメイト福岡パルコ 米倉様
  • 転落からの成り上がり系好きにはたまらないストーリーと熱い展開に一気に読み込んでしまいました!
    主人公のストーリーの間に幕間があり、主人公以外のキャラたちの行動や心情が描かれていたのはとても良かったです。
    個人的にケイティさん推しになったので今後の活躍が気になります!

    アニメイト横浜ビブレ 佐藤様
  • 『あれ?ヒーラーってこんなに強いものだっけ?』
    今までのヒーラーの概念が崩れる痛快ダンジョン攻略譚!
    黒鳶なのに聖者?ヒーラーが攻撃魔法?大丈夫、読めば分かります!

    アニメイト秋葉原本館 川元様
  • 攻撃系ヒーラーってチートですよね、を地で行く主人公。
    ・ちょっとだらしない年上美女(?)が大好物。
    ・魔法理論を組み合わせたら最強コンボに、という展開が超燃える!
    そんなあなたにオススメな新作!

    アニメイト書籍課 手塚様
  • 読了後すごくスッキリとし少し勇気をもらえた気持ちになりました。
    各キャラの掛け合いもおもしろく、決める時には決めてくれるセリフも最高です!!
    特に主人公の決意の言葉にはシビレました。
    今後の主人公達の動向も気になります(だがヴィンスお前は駄目だ(笑))

    とらのあななんば店A 高垣様
  • おいらもこれで宵闇教!

    『宵闇の誓約』とかシビラ様わかってらっしゃる!
    ひたすら僕の厨二の心を刺激し続けられました!
    堕ちると思いきや…な展開は読み手のこちらもスッキリするすがすがしさでした。
    続巻楽しみにしています!

    とらのあな秋葉原店A 河村様
  • うわ…俺の職業レベル、低すぎ…?
    追放され系ですが主人公ラセルの根っからの人のよさとシビラの陽キャぶりに嫌な気持ちになることなくストレスフリーで読めます。
    ふたりのテンポの良い掛け合いと魅力的なキャラクター達、そして厚みのある世界観!
    なろう系プロ読者の方にはもちろん、初心者の方にも強くおススメです。
    幼馴染みものが好きな方にもはまること間違いなし!
    職業・書店員。レベル3くらいの私ですが僭越ながら二重詠唱魔法を行使させていただきます。
    「《これは売れる》」
    (《これは売れる》)

    都内大型書店 ライトノベル担当様
  • 幼なじみ達に追放されても、優しさを失わず、新しい力を得てもめちゃ謙虚…。
    ナチュラルボーン『聖者』のラセルくんとワイルド系でも根はいい奴っぽいお姉さんのシビラ、本当にいいコンビ…、推せる…!!

    二人が冒険者として大成していく旅路の中で、いつか会話の端々に見え隠れする世界の真実が明かされるのを楽しみにずっと追いかけていきたいと思っています!

    アニメイト池袋本店 三枝様
  • 勘違いからパーティを追放されてしまった主人公。
    しかし実際は底なしの魔力で、回復し放題。
    さらに、新たな力を得て攻撃も、し放題。
    聖者と魔卿の力を同時に行使できるなんて、まさに規格外チート。
    想いが通じ合った幼馴染と、新たな人生を与えてくれた女神を両手にこれからどんな冒険が待ち受けているのか、ワクワクが止まりません!!

    書泉ブックタワー 小笠原様