望まぬ不死の冒険者｜株式会社オーバーラップ

最高の神銀級冒険者を目指し早十年。おちこぼれ銅級冒険者のレントは、ソロで潜った《水月の迷宮》で《龍》と遭遇し、その圧倒的な力の前に為す術なく喰われた。

神銀級になることを目指す万年銅級冒険者。
迷宮の未踏破区域にて《龍》と遭遇し、命を落とした——はずだったが、なぜかスケルトンの姿で目覚めてしまう。魔物の『存在進化』でいつか人間に戻ることを志す。

学者兼銀級冒険者。
14歳にして《大博士》の称号を得るほどのきわめて論理的な頭脳を持っているが、私生活は干物気味。魔物研究の専門家でもあり、異形となったレントのサポートを行う。

駆け出しの冒険者。
ソロで迷宮に潜り、魔物相手に苦戦して命を落とそうとしていたところ、魔物となったレントに救われる。

冒険者組合職員。
初めて担当した冒険者がレントであり、彼と関わる中で一人前となった。レントが迷宮に潜ってから戻ってこないことを案じている。

言わずもがな、冒険をする者のこと。
冒険者組合に所属しながら依頼を受け、強大な魔物と戦い、多くの謎と出会う者。
低い順に、鉄級＞銅級＞銀級＞金級＞白金（プラチナ）級＞神銀（ミスリル）級とランク分けされている。

大陸の端に位置する辺境国家ヤーラン王国の、さらに端にある小さな都市。
駆け出し冒険者向けの低位迷宮が２つ存在する。

かなり昔に発見され、探索されつくした、と言われていた低位迷宮。
レントが未踏破区域を発見した場所。骨人（スケルトン）、スライム、ゴブリンなどが徘徊している。都市マルトにもう一つ存在する《新月の迷宮》より初心者向け。

魔物が持つ性質。
年月や経験を経た魔物が、徐々に上位の存在へと進化していくこと。
魔物の研究書によれば、『骨人（スケルトン）』は『屍食鬼（グール）』へ存在進化すると記述されている。