STORY
				ある日のこと、全てに絶望していた相楽黒彦は白く眩い光に包まれて意識を失ってしまう。
				そして目を覚ますと、聖なる大樹を信仰する異世界に降り立っていた!?
				さらに彼は、誰も読むことのできなかった『禁呪』の呪文書をなぜか簡単に読み上げてしまい、
				聖樹士を育成する学園に入学することになる。
				「――第九禁呪、解放」
				『聖樹士』を育成する学園に入学させられてしまった、ただ一人の『禁呪使い』の新たな人生がここに幕を開ける!
				
				ある日のこと、全てに絶望していた相楽黒彦は白く眩い光に包まれて意識を失ってしまう。
				そして目を覚ますと、聖なる大樹を信仰する異世界に降り立っていた!?
				さらに彼は、誰も読むことのできなかった『禁呪』の呪文書をなぜか簡単に読み上げてしまい、
				聖樹士を育成する学園に入学することになる。
				「――第九禁呪、解放」
				『聖樹士』を育成する学園に入学させられてしまった、ただ一人の『禁呪使い』の新たな人生がここに幕を開ける!
				
 
	
			謎の白い光に包まれて異世界へと飛ばされてしまった現代の少年。
			誰も読むことのできなかった禁呪の呪文書を、ひょんなことから読み上げたことがきっかけで、聖樹士候補生を育成する聖ルノウスレッド学園へ入学することになる。
			現代では死んだように生きていたが、キュリエ・ヴェルステインとの出会いによって自分の中の何かが変わったと感じ、彼女に対して特別な感情を抱くようになる。
 
	
			異世界で目覚めた黒彦が最初に出会った異世界人。
			候補生の中でもずば抜けた戦闘力を持つ謎多き少女。自らを「第6院」の出身だとクラスに宣言するが……?
			クールな存在で、世故にも長けるが、その一方で妙に人馴れしていない面が垣間見えることも。
 
		
			高名な聖樹士を数多く輩出してきた名門アークライト家の娘。
			由緒正しい家柄に加えて教養も深く、剣技、術式の才能にも恵まれ、さらには≪ルノウスレッドの宝石≫と呼ばれるほどの突出した美貌を持つ。
			率先してトラブルなどを収めようとする性格の人物だが、たまに苛烈な気質を覗かせる一面も。
聖ルノウスレッド王国に住む人々が信仰する巨大樹。
				聖神ルノウスレッドを守り神とし、国の象徴とされている。
				王都クリストフィアを見守るようにそびえ立つ聖樹は、人々に様々な恩恵をもたらし、資源的にも経済的にも国を潤わせている。
聖樹騎士団に所属する騎士たちのことを指す呼称。
				元々は聖樹を守護する特殊な立場の人間たちを≪聖樹士≫と呼んでいたが、時代の移り変わりと共に、国や聖王を守る騎士たちにその名が与えられるようになった。
				現在では、聖樹士候補生を育成する聖ルノウスレッド学園を卒業後、騎士団の選抜試験に合格した者にその称与が与えられる。
世界に満ちている超自然的な力の源。
				才ある者はこの聖素を操ることができ、聖樹士候補生になる条件もこの聖素が扱えることとされる。術式は主にこの聖素を利用して発動させる。聖剣や魔剣なども、この聖素を流し込まないと真価を発揮できない。
				また≪聖素≫と呼称するのは基本的に聖樹を信仰するルノウスレッドの民だけであり、他国などでは主に≪魔素≫と呼ばれている。
主に、獣を思わせる耳や尻尾等の特徴を持った者たちを指す呼称。
				ミドズベリア大陸において、彼らの地位は低いことが比較的多い。国を持たぬ者たちと揶揄されることも多く、国によっては亜人種というだけで過酷な扱いを受けることもある。
ミドズベリア大陸の三国すべてとその境界を接する無法地帯。
				かつては小さな国が存在していた地であったが、その国が滅んだ後、行き場を失った人々や犯罪者が流れ着くようになり、巨大な混沌の地と化した。
ある時期に終末郷で創設された十三の孤児院のうち、奇跡的に長期間存続したとされる六番目の孤児院の名。第6院の子らには、凶悪さでは右に出るものはいないとされる終末郷の住人たちですら恐れを抱いていたといわれている。ちなみに現在の終末郷では、第6院の跡地を残すのみとなっている。
				しかし現在でも第6院出身者にまつわる不穏な噂は囁かれ続けており、大陸では第6院の名に不吉さと恐れを抱く者も多い。
遠い昔に存在したとされる禁じられし呪文。
				ただし、過去に禁呪使いが実在したことを示す確たる証拠は存在せず、多くの者は禁呪を架空のものとして捉えている。禁呪の呪文書とされるものは存在しているが、そこに記された文字は≪禁≫と≪呪≫の二文字以外誰にも解読することができなかった。
				しかしある時、その呪文書をすべて読み上げることのできる一人の少年が、聖樹の国に現れることになる―。
 
					聖樹の国の禁呪使い1
ISBN:978-4-865540-12-3
					2014年10月25日発売
					本体:690円(税別)
 
					聖樹の国の禁呪使い2
ISBN:978-4-86554-028-4
					2015年1月25日発売
					本体:690円(税別)
 
					聖樹の国の禁呪使い3
ISBN:978-4-86554-044-4
					2015年4月25日発売
					本体:690円(税別)
 
					聖樹の国の禁呪使い4
ISBN:978-4-86554-068-0
					2015年9月25日発売
					本体:690円(税別)
 
					聖樹の国の禁呪使い5
ISBN:978-4-86554-085-7
					2016年1月25日発売
					本体:690円(税別)
 
					聖樹の国の禁呪使い6
ISBN:978-4-86554-120-5
					2016年4月25日発売
					本体:690円(税別)
 
					聖樹の国の禁呪使い7
ISBN:978-4-86554-144-1
					2016年8月25日
					本体:690円(税別)
 
                    聖樹の国の禁呪使い8
ISBN:978-4-86554-179-3
                    2017年1月25日
                    本体:690円(税別)
 
                    聖樹の国の禁呪使い9
ISBN:978-4-86554-282-0
                    2017年11月25日
                    本体:690円(税別)