神の試練で最強になった凡人当主、災厄前の世界に帰還して無双する

その無能は神をも従え敵を殲滅する!

著/奉 イラスト/Genyaky

第1巻8月25日発売!

ストーリー|あらすじ

史上最大規模の災厄“瘴気氾濫”で魔力と記憶を失くした少年・八幡はちまん
彼は最強陰陽師一族『九頭竜家』最後の生き残りであり、戦えない無能なお飾り当主だった。

そんな自分を慈しんでくれた義母&義妹と穏やかに暮らしていたところ、
未曽有の魔物大発生により二人が命を落とす。慟哭する八幡だったが——!?

「試練成就の暁には、お前を災厄前の世界に戻してやろう」

奈落の底で神と誓約を交わした八幡は修行の末、
最強の精霊術と九頭竜家流武闘を習得し【最悪が起こる前の日常】に舞い戻り——悪の根源を殲滅する!
大切なものを守るため無双する、最強主人公のやり直し×成り上がり陰陽師譚!

史上最大規模の災厄“瘴気氾濫”で魔力と記憶を失くした少年・八幡。
彼は最強陰陽師一族『九頭竜家』最後の生き残りであり、戦えない無能なお飾り当主だった。
そんな自分を慈しんでくれた義母&義妹と穏やかに暮らしていたところ、
未曽有の魔物大発生により二人が命を落とす。慟哭する八幡だったが——!?
「試練成就の暁には、お前を災厄前の世界に戻してやろう」
奈落の底で神と誓約を交わした八幡は修行の末、
最強の精霊術と九頭竜家流武闘を習得し【最悪が起こる前の日常】に舞い戻り——悪の根源を殲滅する!
大切なものを守るため無双する、最強主人公のやり直し×成り上がり陰陽師譚!

キャラクター

  • 九頭竜八幡

    最強陰陽師九頭竜家唯一の生き残り。《無能》で《役立たず》な凡人当主とされていたが——?幼い自分を引きとり育ててくれた千寿、愛沙が何より大切な存在。

  • 土御門愛沙

    陰陽師御三家・土御門家の子女で八幡の義妹。幼い頃優しくしてくれた八幡を心から慕っている。霊術の使い手。

  • 蘆屋絵理奈

    陰陽師御三家・蘆屋家の次期当主候補。八幡の婚約者で勝気な性格。魔術の使い手。

  • 土御門千寿

    陰陽師御三家・土御門家分家筋の女性。八幡の義母で穏やかな性格。霊術の使い手。

キーワード

  • 陰陽師

    陰陽術を駆使して瘴気の狭間の浄化や魔物の討滅に従事する者たちの総称。国家に認定された公的資格のひとつ。陰陽師となるには魔力の素質を有していることが前提だが、さらに魔物の存在を視認する「見鬼の才」がなければならず、その門は極めて狭い。

  • 十二天将

    陰陽庁の頂点に君臨し、絶大な権限と実力を併せ持つ十二人の陰陽師を指す称号。封術、召喚、呪詛、結界など、特定の術式分野におけるエキスパートでもあり、数千人に及ぶ陰陽師の中から選び抜かれた、まさに精鋭中の精鋭たちである。その威名は市民の間にも知れ渡っており、彼らは畏怖と憧憬の念を一身に集める存在として語り継がれている。

  • 竜翁

    陰陽師の頂に立つ存在にして、総本家である九頭竜家の当主にのみ許される特別な称号。その名は単なる象徴にとどまらず、陰陽界において絶対的な威光を有しており、陰陽庁の最高責任者として十二天将すらも統べる権限を持つ。

  • 御三家

    千年以上にわたり陰陽師界を牽引してきた名門、賀茂家・土御門家・蘆屋家、三家の総称。かつては陰陽道の宗家である九頭竜家を支える立場であったが、十年前の大災厄以降、実質的に陰陽庁の大半の実権を握り、その影響力は今や宗家をも凌ぐと囁かれている。