悪の令嬢と十二の瞳 〜最強従者たちと伝説の悪女、人生二度目の華麗なる無双録〜

やり直しの裏に隠された秘密とは——

著/駄犬 イラスト/saino

第1巻7月25日発売!

ストーリー|あらすじ

公爵令嬢セリーナは王太子から婚約破棄され、
服毒刑にて人生を終えた——はずだったが、何故か巻き戻り二度目の人生がスタート。
ちなみにあれは冤罪だ、とんだ冤罪である。
だって「ちょっと聖女の頭めがけて鉢植えを落としただけ」で「殺してはいない」のだから。
前回の敗因は有能な部下がいなかったこと。
であれば今度は拠り所のない孤児を引き取り暗殺者に育て上げ、
自分をコケにしたやつら全員をぶちのめすのだ!
こうしてセリーナの従者育成計画が始まるが、
過酷な訓練を経て仕上がったのは最強の従者たちと番犬で!?
「我々はセリーナ様を愛しているか?」
「生涯忠誠! 命を懸けて! 忠誠! 忠誠! 忠誠!」
「セリーナ……、“あれ”はなんだね?」
「お父様、彼らは従者としての使命を前に、ああやって気を引き締めているのです」(すまし顔)
人生二度目の倫理観ぶっ飛びヒロインが征く、
ちょっぴりおかしな逆行転生×悪党×勘違い英雄譚!

公爵令嬢セリーナは王太子から婚約破棄され、服毒刑にて人生を終えた——はずだったが、何故か巻き戻り二度目の人生がスタート。ちなみにあれは冤罪だ、とんだ冤罪である。だって「ちょっと聖女の頭めがけて鉢植えを落としただけ」で「殺してはいない」のだから。前回の敗因は有能な部下がいなかったこと。であれば今度は拠り所のない孤児を引き取り暗殺者に育て上げ、自分をコケにしたやつら全員をぶちのめすのだ!こうしてセリーナの従者育成計画が始まるが、過酷な訓練を経て仕上がったのは最強の従者たちと番犬で!?
「我々はセリーナ様を愛しているか?」
「生涯忠誠! 命を懸けて! 忠誠! 忠誠! 忠誠!」
「セリーナ……、“あれ”はなんだね?」
「お父様、彼らは従者としての使命を前に、ああやって気を引き締めているのです」(すまし顔)
人生二度目の倫理観ぶっ飛びヒロインが征く、ちょっぴりおかしな逆行転生×悪党×勘違い英雄譚!

キャラクター

  • セリーナ・ローゼンバーグ

    セリーナ・ローゼンバーグ

    「ゴミ虫さんたち、わかりましたか?」

    公爵家の令嬢。ひょんなことから人生をやり直すことになったが、一度目の人生における行いを反省することなく自己鍛錬に励み、優秀な部下を育て始める。

  • リチャード

    リチャード

    「セリーナ様がカラスが白いと仰せになれば、我々はカラスを白く塗りつぶす」

    父親は暴力沙汰を起こして服役中。母親には父親を思い出すという理由で捨てられる。孤児院で力に物を言わせて好き放題していたが、セリーナに見込まれて従者候補となる。単細胞、直情的、すぐに手が出るタイプ。当初はセリーナを憎んでいたが……?

  • オスカー

    オスカー

    「セリーナ様、ご足労ありがとうございました。後は我々のほうで処理致します」

    孤児だが、貴族の落とし胤なので他の孤児たちを見下していた。頭も顔も運動神経も良いため、相当な自信家。ところが公爵令嬢セリーナに従者にされ、プライドをズタズタにされてから身分の違いによる差別を否定するようになった。

  • ルイス

    ルイス

    「セリーナ様は犬と遊ぶことを我慢している」

    親は商人だったが事故により死亡。孤児院に入ることになる。目の前で親を亡くしたショックで殻に閉じこもっていた。そんな自分を必要としてくれたセリーナには最初から好意的。厳しい訓練も仲間たちの助けにより何とか耐え抜くことが出来た。

  • イザベル

    イザベル

    「我々の命はセリーナ様のために」

    娼婦の娘。母親の悲惨な死にざまを見て、娼館から逃げ出して孤児院に入る。外見を活かした人心掌握に長けており、孤児院では女性中心の自分の派閥を作り上げていた。セリーナのことは最初から危険視していたが、逃げられずに従者にされた。

  • エマ

    エマ

    「あたしたちの仕える尊い悪魔様だ」

    孤児だが、そのことを何とも思っていない。運動が好きで、孤児院でやれることが無くなってしまい、つまらなく思っていた。そこに現れたセリーナに従者として勝手に連れていかれ、非人道的な訓練をやらされたが、本人的には大満足だった。

  • アリス

    アリス

    「奇跡は起こらないから奇跡と呼ばれる」

    孤児。活字中毒者。孤児院には本が少なく、人の手紙などを盗み読みして凌いでいたが、セリーナに従者にされたことによって好きなだけ本を読めるようになった(魔導書)。そのことでセリーナに深く感謝しており、忠誠を誓っている。魔法に適性がある。

  • セリーナ・ローゼンバーグ

    セリーナ・ローゼンバーグ

    「ゴミ虫さんたち、わかりましたか?」

    公爵家の令嬢。ひょんなことから人生をやり直すことになったが、一度目の人生における行いを反省することなく自己鍛錬に励み、優秀な部下を育て始める。

  • リチャード

    リチャード

    「セリーナ様がカラスが白いと仰せになれば、我々はカラスを白く塗りつぶす」

    父親は暴力沙汰を起こして服役中。母親には父親を思い出すという理由で捨てられる。孤児院で力に物を言わせて好き放題していたが、セリーナに見込まれて従者候補となる。単細胞、直情的、すぐに手が出るタイプ。当初はセリーナを憎んでいたが……?

  • オスカー

    オスカー

    「セリーナ様、ご足労ありがとうございました。後は我々のほうで処理致します」

    孤児だが、貴族の落とし胤なので他の孤児たちを見下していた。頭も顔も運動神経も良いため、相当な自信家。ところが公爵令嬢セリーナに従者にされ、プライドをズタズタにされてから身分の違いによる差別を否定するようになった。

  • ルイス

    ルイス

    「セリーナ様は犬と遊ぶことを我慢している」

    親は商人だったが事故により死亡。孤児院に入ることになる。目の前で親を亡くしたショックで殻に閉じこもっていた。そんな自分を必要としてくれたセリーナには最初から好意的。厳しい訓練も仲間たちの助けにより何とか耐え抜くことが出来た。

  • イザベル

    イザベル

    「我々の命はセリーナ様のために」

    娼婦の娘。母親の悲惨な死にざまを見て、娼館から逃げ出して孤児院に入る。外見を活かした人心掌握に長けており、孤児院では女性中心の自分の派閥を作り上げていた。セリーナのことは最初から危険視していたが、逃げられずに従者にされた。

  • エマ

    エマ

    「あたしたちの仕える尊い悪魔様だ」

    孤児だが、そのことを何とも思っていない。運動が好きで、孤児院でやれることが無くなってしまい、つまらなく思っていた。そこに現れたセリーナに従者として勝手に連れていかれ、非人道的な訓練をやらされたが、本人的には大満足だった。

  • アリス

    アリス

    「奇跡は起こらないから奇跡と呼ばれる」

    孤児。活字中毒者。孤児院には本が少なく、人の手紙などを盗み読みして凌いでいたが、セリーナに従者にされたことによって好きなだけ本を読めるようになった(魔導書)。そのことでセリーナに深く感謝しており、忠誠を誓っている。魔法に適性がある。