真の実力を隠していると思われてる精霊師、実はいつもめっちゃ本気で戦ってます

契約した精霊の力を借り、人々を脅かす悪と戦う「精霊師」。
その育成機関であるユートレア学院２年生のローク・アレアスは、
学年次席の実力を持ちながら未だ一度も契約精霊を出しておらず、
「真の実力を隠している」と学院中の注目と評価を集めていた。しかし、当のロークはというと——
「なぜ契約精霊を出さないかって？　いないからだよっ！」
彼の強さは唯一契約可能な微精霊を駆使した剣術や体術をひたすら鍛えた末に得たものであり、
実はいつも死なないために必死に戦っていて……!?
そんな中、危険度が高い《ルナの遺跡》の探索メンバーに選ばれ……!?

契約した精霊の力を借り、人々を脅かす悪と戦う「精霊師」。その育成機関であるユートレア学院２年生のローク・アレアスは、学年次席の実力を持ちながら未だ一度も契約精霊を出しておらず、「真の実力を隠している」と学院中の注目と評価を集めていた。しかし、当のロークはというと——
「なぜ契約精霊を出さないかって？　いないからだよっ！」
彼の強さは唯一契約可能な微精霊を駆使した剣術や体術をひたすら鍛えた末に得たものであり、実はいつも死なないために必死に戦っていて……!?そんな中、危険度が高い《ルナの遺跡》の探索メンバーに選ばれ……!?

ユートレア学院２年生。
学年次席の実力を持ちながら、学院で唯一なぜか契約精霊がいない。
確かな実力の高さと余裕そうな表情からか、周囲からは契約精霊を温存していると思われているが、実はいつもめっちゃ本気で戦っている。
名門ヴァルハート家の令嬢であり、ユートレア学院に圧倒的な実力で主席入学した新入生。
火の高位精霊であるサラマンダーと契約しており《炎竜の巫女》とも呼ばれている。新入生歓迎戦で精霊を出さないロークに敗れ、それ以来ロークに執着する。
ユートレア学院２年生で学年首席の生徒会長。
ロムス王家の王女ながら実力主義を掲げ、契約精霊を一度も呼ばずに次席の実力を持つロークに興味津々。
契約精霊は光の天使ミカエル。
ユートレア学院２年生。
入学当初に学院で浮いてしまっていたところ、同じく学院内で浮いていたロークと仲良くなりそれ以来懐いている。戦闘時には雷と水の二体の契約精霊を操る。
ユートレア学院２年生。
学院で唯一ロークに契約精霊がいないことを知っている。
契約精霊は氷の銀狼ベアウルフ。
ユートレア学院１年生。強者を好む戦闘ジャンキーで、高い実力を持ちながらもまだ余裕を残しているロークに強い興味を抱く。契約精霊は火属性である九尾の狐。

精霊と心を通わせて契約を結び、その力を自在に操る者たち。自身の霊力と契約精霊の力を掛け合わせるため、契約する精霊の強さが精霊師の強さに直結するといっても過言ではない。
精霊師が契約する精霊とは異なり持つ力こそ小さいものの、誰でも「簡易契約」と呼ばれるその場限りの仮契約を結ぶことができる。
契約していない精霊を一時的に封印できる依代としてよく使用されるアイテム。基本は使いたい属性の微精霊をストックしておくもので、精霊の力が大きくなればなるほど封印が難しくなる。

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