末っ子皇女は幸せな結婚がお望みです！

レグタリア帝国の第七皇女ヴィルジニアには前世の記憶がある。
姉ばかりを贔屓する両親のもとに生まれ、「幸せな家庭」に憧れたまま一生を終えた異世界での記憶。
後悔とともに転生したヴィルジニアだったが、今世では父から溺愛される毎日。
戸惑いながらも今度こそ幸せになることを決意する！
その第一歩として六人の兄と仲良くなりたいと考えるが、異なる妃たちから生まれた彼らの関係は複雑な様子。
ヴィルジニアも容易に関わることはできない……。しかし、簡単には諦められないヴィルジニア。
幼女という立場を使い部屋に押しかけ、抱っこを願い、お菓子を食べさせてもらい……と積極的に関わっていく！
そうして一緒に過ごすうちに、不仲に見えた兄たちが実はお互いを思いやり、
ヴィルジニアのことも大切に思っているとわかり……？
末っ子皇女の愛され異世界生活スタート！

レグタリア帝国の第七皇女ヴィルジニアには前世の記憶がある。姉ばかりを贔屓する両親のもとに生まれ、「幸せな家庭」に憧れたまま一生を終えた異世界での記憶。後悔とともに転生したヴィルジニアだったが、今世では父から溺愛される毎日。戸惑いながらも今度こそ幸せになることを決意する！その第一歩として六人の兄と仲良くなりたいと考えるが、異なる妃たちから生まれた彼らの関係は複雑な様子。ヴィルジニアも容易に関わることはできない……。しかし、簡単には諦められないヴィルジニア。幼女という立場を使い部屋に押しかけ、抱っこを願い、お菓子を食べさせてもらい……と積極的に関わっていく！そうして一緒に過ごすうちに、不仲に見えた兄たちが実はお互いを思いやり、ヴィルジニアのことも大切に思っているとわかり……？
末っ子皇女の愛され異世界生活スタート！

ヴィルジニア＝アリアノット

第七皇女。母親は帝国の子爵令嬢であり第七妃だったが、現在は故人。
父の溺愛に戸惑いつつ兄と仲良くなりたいと考え、日々奮闘中。
シエル

ヴィルジニアが庭園の散歩中に見つけた迷いフクロウ（仮）。
「くるっぽう」と鳩のような鳴き方をすることもある。
アレクシオス＝マグナス

レグタリア帝国の皇帝。末っ子で唯一の娘であるヴィルジニアを溺愛している。
強大な力を持つため、勢力が偏らないように各国から妻を娶っている。
ヴェルジエット＝ライナス

第一皇子であり皇太子。母親は隣国から嫁いできた正妃。
帝国の血統魔法である炎の魔法を受け継ぐ存在。
オルクス＝オーランド

第二皇子。母親はエルフの国の姫で第三妃。
皇太子の補佐を担っており、精霊魔法が使える。
パル＝メラ

第三皇子。母親は人族が治める隣国から嫁いできた第二妃。
攻撃魔法が得意で風の魔法をよく使う。
アル＝ニア

第四皇子。母親は獣人族が治める属国の姫で第五妃。
先祖返りとして生まれ、容姿のせいで周囲に恐れられている。結界魔法が得意。
シアニル＝ハーフィズ

第五皇子。母親は商業国家の豪商の娘で第六妃。
見た目は華奢で美しいが芸術家気質で掴みどころがない自由人。
カルカラ＝ゼノン

第六皇子。母親は人魚族が治める属国の姫で第四妃。
人魚の能力には恵まれなかったものの、騎士見習いとして日々修行中。