神狩

彼方より集え、万夫不当の英雄たち――

此れは、正しき歴史を取り戻す絶戦なり

著:安井健太郎 イラスト:kakao

第1巻12月25日発売

ストーリー|あらすじ

「禍津神」――それは人の怨念や未練を喰らい成長する悪神。
古に生まれ出でたそれは、泰平の世となれども、未だ人々の脅威として存在し続けていた。
そんな禍津神を狩る「神狩カガリ」を生業とする征十郎は、
ある戦いの折ひとりの女性・フィーアと出会うことになる。
だが、その時彼はまだ知らなかった。この出会いが、世にふたたび乱世を招く呼び水となることに――。

そう、この時代は「江戸」。しかして魑魅魍魎が蠢き、人智を超えた「魔術」が、
叡智を重ねた「科学」が浸透する偽りの「穢土」なり。
正しき時代を、文明を取り戻すため、数多の偉人による絶戦ラグナロクが、始まる。

「禍津神」――それは人の怨念や未練を喰らい成長する悪神。古に生まれ出でたそれは、泰平の世となれども、未だ人々の脅威として存在し続けていた。そんな禍津神を狩る「神狩カガリ」を生業とする征十郎は、ある戦いの折ひとりの女性・フィーアと出会うことになる。だが、その時彼はまだ知らなかった。この出会いが、世にふたたび乱世を招く呼び水となることに――。

そう、この時代は「江戸」。しかして魑魅魍魎が蠢き、人智を超えた「魔術」が、叡智を重ねた「科学」が浸透する偽りの「穢土」なり。正しき時代を、文明を取り戻すため、数多の偉人による絶戦ラグナロクが、始まる。

キャラクター

  • 須佐征十郎

    須佐すさ征十郎せいじゅうろう

    『神狩』を生業としている剣士。普段は飄々としているが、戦場では身の丈を超える大太刀を武器に敵を殲滅する。その正体は■■■■■。

  • フィーア

    フィーア

    禍津神に取り込まれていた女性。自動人形であり、脳以外は機械となっているが、記憶を喪失している。そしてその魂は■■■■■のもの。

  • 小夜

    小夜さよ

    征十郎とともに『神狩』を生業としている。彼とは深い信頼関係で結びついており、たしなめたり、たしなめられたりする間柄。

  • 与一

    与一よいち

    言わずと知れた弓の名手■■与一その人。征十郎と小夜とは顔見知りであり、禍魂をめぐって争ったことも。

  • 土御門各務

    土御門各務つちみかどかがみ

    その正体は■■■■。数多の式神を使役することができる陰陽師。小夜にとっては苦手な相手のようで……?

  • 由井正雪

    由井ゆい正雪しょうせつ

    とある大願を抱く学者。その達成のために恐ろしい計画を企てており、征十郎も勧誘するのだが……?

キーワード

  • 禍津神まがつかみ
    人間の恨みや怨念といった負の感情から生まれる悪神。人型や獣型などの種類が存在しており、周囲に祟りをまき散らす。動植物の命--輪廻を喰らいつくす存在。
  • 禍魂まがたま
    禍津神の体内で生成される物質。禍魂からは無尽蔵にエネルギーを抽出することが可能なため、生活のあらゆるところで利用されている。さらには人が摂取することで……?
  • 穢土えど
    本来の名称は江戸。しかし、過去のある地点を特異点とし、誤った歴史を進んでしまっているため、名称が異なっている。その特異点とは■■■■■■■■■■■■■■■■■。