峰上学園に通う高校二年生。とあるきっかけから『刻の黄昏』に迷い込んでしまい、否応なしに非日常に引き込まれてしまう。右目は常に閉じられており、そこにも彼の秘密が隠されている。
冬夜と同じ学校に通う少女。彼が迷い込んだ『刻の黄昏』内の事情に詳しく、その内部に現れる魔人『ペイガン』と戦っている。学園ではファンクラブができるほどの才媛で、普段はクールな性格を装うが、内心は意外と乙女。
冬夜の親友。陽気でおちゃらけた性格で、よく周囲に迷惑をかけるトラブルメーカー。冬夜との付き合いが長く、親友でもあると同時にケンカ友達でもあり、冬夜もその実力は認めている。
始業式に冬夜と恭介が出会った少女。強引に言い寄られているところを二人が助け、仲良くなる。
峰上学園に通う学生で、冬夜のクラスメイト。女性と見紛うほどの美人であり、女子たちからの人気は絶大。その反面男子からは敵視されており、恭介とは犬猿の仲。周囲と壁を作り、一匹狼を貫いている。
現事象兵装、またはソードオブサクラメントと呼ばれる超常の兵器。現象や事象を改竄および消滅させる力と、それぞれ固有の能力を持ち、ペイガンや終末のケ物たちに対抗することができる手段の一つとされる。オリジナルとレプリカの二種類が存在する。
ラピス・ユーダイクス。サクラメントの核であり、三種類あるとされる賢者の石の一つでもある神秘的な蒼い光を放つ宝石。
ときのたそがれ。トワイライト・タイム。人間が知覚している通常時間と別の時空間で、ペイガンやケ物と呼ばれる怪物が現れる魔の空間、現象。黄昏時と黎明前に移行する可能性があり、移行時は神秘力場揺動(マナフィールド・バイブレーション)が伴う。
時の黄昏の時間帯に現れる赤紫の肌とまだら模様を持った魔人。現象と類似する概念的な存在であることはケ物とは一緒だが、ケ物とは違い知能を持ち、特殊で強大な力を持っている。終末のケ物と同じく、魔術やサクラメントでしか傷つけることができない。
トワイライト・シンドロームと呼ばれる、世界の終末化現象。その手段は大型の自然災害、刻の黄昏、終末のケ物やペイガンの発生などの神秘災害など、様々なものがある。理由は未だ不明。
ISBN:978-4-86554-224-0 2019年10月25日発売 792円(税込)
ISBN:978-4-86554-194-6 2017年2月25日発売 759円(税込)