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榮倉 祥真(えいくら・ しょうま)
「・・・おもしろくなってきたね」
主人公。顔立ち自体は端正だが、ド天然な性格と女性に対する興味のなさからモテとは縁遠い生活を送っている高校一年生。物事をあまり深く考えず反射で動きがちなところがある。幼少時の記憶が欠落しており、人との接し方を感覚としてうまく捉えることが出来ず、ズレた言動を取ってしまうことが多い。
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丙上村 莉央(ひのむら・りお)
「だぁが断る! 小生はダンジョン界最速を目指しているのだ」
祥真のダンジョン探索における相棒。非常に巨漢の持ち主で周りからは畏れられがちだが、きわめて常識人で、節度や礼儀はきちんと守り言動はまとも。他人の考えや心を読むことに長け頭の回転も早く、冒険者歴こそ祥真に劣っているものの、パーティーでは実質的なリーダーを担っている。
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アーシェラ=シャリフ=ムザッファール
「強敵相手でも真っ向から挑み、勝利するまでです」
極度の運動オンチ、なにもないところでしばしば転ぶドジっ娘。15歳。実は東欧の某国の姫君である。誰に対しても柔和で腰が低いのだが、一度これと決めたことは梃子でも動かさない頑固さも持っている。ダンジョン探索は初心者も初心者だが、持ち前の頭の良さと一途さでメキメキと成長していく。
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クリストール
「来る・・・・・・凌ぎ切るぞっ!」
アーシェラの付き人として常に行動を共にしている。銀色の長髪に銀の瞳を持ち、切れ長の鋭い眼差し、顔立ちは彫刻のように整っており、鍛え上げられた筋肉のしなやかさ。それらが合わさった芸術的と称される。ダンジョンに関する知識は皆無だが、戦闘技術はピカイチを誇る。
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