僕とあやかしの365日 2
ころりよ
「あいつを助けたい。僕が消える前に……」
「あいつを助けたい。僕が消える前に……」
妖怪が大の苦手な光晴と、封印されていた大妖怪・コチは呪いを解くため一つ屋根の下で暮らすことに。
当初、言い争いばかりしていた二人だったが、少しずつ心を通いあわせていき、コチの呪いの矢も1本…また1本と減っていた。
一方、光晴にかけられた“12歳で死ぬ”という呪いは、解決の糸口を見つけられぬままいたずらに時が過ぎていき……。
そんなある日、岸間の家系図を発見した光晴は、思いもよらぬ事実を知る。