神殺しの英雄と七つの誓約<エルメンヒルデ> 4
著/ウメ種 イラスト/柴乃櫂人
『英雄』とは何か――。
「……エルが守った世界だ。だから、エルメンヒルデに見せてやりたかった。この綺麗な世界を」
異世界より召喚されし十三人の英雄の一人、『神殺しの英雄』山田蓮司。同じ英雄の『料理人』藤堂柊と再開した彼は、その後フランシェスカと共に、王都で開催される武闘大会に出場することに。
かつて蓮司は、世界でも仲間でもなく、たった一人――エルを選び『英雄』であることを放棄した。しかし、再び『英雄』という名の重圧と向き合うことになり懊悩する彼に、フェイロナは問う。
「お前が思う英雄とはどういうものだ?」
そしてついに、剣の師オブライエン、十三人の英雄『魔剣使い』久木真咲、『騎士』九季雄太達、強者ひしめく舞台の幕が上がる――!
「英雄ではない」と言い張り続ける男の紡ぐ英雄譚、第四章。英雄とは何か。その答えが、ここにある。
異世界召喚直後を描く書き下ろし番外編「戦いの、始まり」収録。
商品概要
神殺しの英雄と七つの誓約<エルメンヒルデ> 4
判型 | B6判 |
レーベル | オーバーラップノベルス |
ISBN | 978-4-86554-132-8 |
発売日 | 2016年6月25日 |
価格 | 1,320円(税込) |