異世界迷宮の最深部を目指そう 12
著/割内タリサ イラスト/鵜飼沙樹
――返り咲く『白桜』
ディアと陽滝を取り戻し、『風の理を盗むもの』ティティーを故郷へ送るべく、ヴィアイシア国へ向かうカナミたち。
一方、『木の理を盗むもの』アイドは、その王都にて着々とカナミとの決闘に備えていた。
――すべては『統べる王(ロード)』のために。記憶の最果てにある『代償』が何かを知らずに。
……そして童は、その瞳の中に答えを知る。
「――姉様。よかった、今度は間に合いました」
千年より長い一瞬の『いま』『ここ』に、寄り道は終わる。
白桜に満ちた『第四十の試練』の帰り道を、童二人が歩いていく。
商品概要
異世界迷宮の最深部を目指そう 12
判型 | A6判 |
レーベル | オーバーラップ文庫 |
ISBN | 978-4-86554-524-1 |
発売日 | 2019年7月25日 |
価格 | 759円(税込) |