ダンジョン・バスターズ 1　～中年男ですが庭にダンジョンが出現したので世界を救います～

著／篠崎冬馬　イラスト／千里ＧＡＮ

全てのダンジョンを駆逐する！迷宮は666個、期限は10年。できなければ――世界滅亡。

東京都江戸川区鹿骨町に築30年の家を買い、個人事業主として経営コンサルティング業を営む主人公「江副和彦」は、ある日庭に奇妙な地下空間が出現していることに気づく。そして何気なくその地下室に入ってしまったため、「ダンジョン・システム」が起動。今後1年間で、全世界666ヶ所にダンジョンが出現し、やがて「魔物大氾濫（モンスタースタンピード）」が発生し、世界は滅びるという――。
この事を知った江副は、滅亡を食い止めるべく「ダンジョン討伐者（バスター）」になることを決意。ダンジョン・システムを解明すべく鹿骨町のダンジョンの探索を始めるのだった。
やがて世界各地にダンジョンが出現し始め、各国政府もダンジョン対策に乗り出し始める。そしてダンジョンの恩恵を知った日本政府は、いち早く民間人冒険者登用制度を導入、試験運用を開始。
江副は冒険者試験を受けると同時に、見込みある仲間を集め、ダンジョンの討伐を目的とする組織「株式会社ダンジョン・バスターズ」を設立するが……!?